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  • 作家相片Ki×3

日本語の勉強が目的になっていませんか?

日本語を勉強したい。


そのきっかけは、人それぞれです。


わたしのレッスンでは、その気持ち、そのきっかけを大切にできるように心がけています。







さて、では今回は理想と現実の話を少し。


語学の習得は、そんなに簡単なものではありませんよね。


どう勉強したらいいんだろう…

誰に教わったらいいんだろう…

本やアプリはいっぱいあるけれど…

初めてみたものの、身についているかわからない…



そんなことをしているうちに、

少しずつ、時間が経って、勉強をする時間が減ってしまう。



語学勉強によくあることです。




日本語の勉強、または日本語を覚えること

そのものが目的になっていませんか?


ただ日本語を覚えたい!?


違いますよね。


日本語を使ってしたいこと(目的)があって、

それを実現するために日本語がある(必要)なんですよね?



重要なのは、日本語を勉強する目的です。



買い物をしたいから、生活の会話を覚えたい。


日本の会社に勤めたいから、JLPT試験に合格したい。


配偶者(又はその家族)と話をしたい。





一度、原点に戻って、その目的を再確認してみましょう。





目的は、人をれぞれ。



日本語教師は、そのサポートをする立場です。



先ほども言いましたが、語学の習得は簡単なものではありません。


勉強してすぐ、話ができるようになるものでもありませんし、

言語は生きもの



コミュニケーションをとる相手がいて、初めて成立します。



自分が話した通りに、相手が返してくれるとも限りません。


だから語学は難しいし、

その分自分の気持ちが伝わったときの喜びは計りしれないものがあるのだと思います。



語学の学習は蓄積でもあります。



日本語を覚えることで可能性(できること)はどんどん広がります。




だからこそ、勉強がうまくいかなくなったとき、

ちゃんと「なぜ日本語を学ぼうと思ったのか」、

その目的を今一度振り返ってほしいと思います。



日本語を覚えることを、目的にしないでほしいのです。



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